電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-4-17
並列分散環境におけるデータベース仮想化処理負荷の解析
○狩野大地・佐藤裕幸・澤本 潤(岩手県立大)・和田雄次(東京電機大)
データベース仮想化技術では,異なる種類のデータベースをあたかも一種類のデータベースであるかのように利用できるが,実行効率低下の懸念が研究課題の一つとして残されている.解析するにあたり,複数のデータベースがネットワークで接続された分散環境における仮想化処理の実行効率を測定する必要がある.本研究ではこの測定を行うシミュレータの実装及びシミュレータを用いた解析を行った.このシミュレータでは仮想化処理の時間やデータベースの処理時間,通信時間などを算出・換算し,全体の処理時間を得ることで実行効率を測定する.結果として,仮想化処理時間の割合の検証範囲内での最大値は 9.569%であり,実行効率低下の要因とはなっていないと考えられる.