電子情報通信学会総合大会講演要旨
AS-2-4
セグメント化した筆跡データのDCTスペクトログラムによる署名照合について
○関 昂太・吉田孝博・半谷精一郎(東京理科大)
DPマッチングが施された筆跡時系列データのDCT係数の低周波成分に個人性が多く含まれていることが報告されているが,10人の署名認証でEERが見まね偽筆では11%,なぞり偽筆では16%であった.この方法では局所的な動的変化を利用していないことから,0.64秒を1セグメントとしてDCT係数をによるスペクトログラムを作成し,その違いにより署名認証することを考えた.y座標の時系列データを用いた被験者10名の,本人署名10署名,本人以外に見まね偽筆,なぞり偽筆をそれぞれ10署名用意して,従来法との比較を行った結果, EER換算で見まね偽筆については約9%,なぞり偽筆については約5%改善された.