電子情報通信学会総合大会講演要旨
AS-2-1
ユーザインタフェースと融合する指静脈認証技術
○長坂晃朗(日立)
本人だけが持つ身体特徴を用いる生体認証は、容易になりすましができない安全な個人認証技術として、高いセキュリティが求められるシーンで適用が拡大している。そうした安全面に加え、生体認証は、ユーザの体の一部を提示するという操作を含むことから、ユーザインタフェース(以下、UI)との親和性が高い技術である。生体提示の操作を、認証を必要とするシステム全体のインタフェースと一体で考えることで、これまでにない安全で使い勝手に優れたシステムが実現できる可能性がある。本稿では、UIの中に自然に溶け込む生体認証をめざし、これまで筆者らが開発してきた技術について述べる。