電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-20-13
4次キュムラントによる突発性騒音フレーム検出を用いる音声強調
○濵橋直也・笹岡直人・馬水規寛・伊藤良生(鳥取大)
騒音重畳音声に含まれる騒音を抑圧するための音声強調法が研究されている.周辺環境騒音は時間変動が少ない定常性の騒音と,突発的に発生する騒音に区別することができる.突発性騒音は突然発生し,電力及び周波数特性が短時間で素早く変化するため検出が困難とされてきた.本研究では,音声の振幅の分布を示す統計量である4次キュムラントを利用する.突発性騒音が存在すると振幅の分布が大きく変化するため4次キュムラントが大きくなり,音声のみだと振幅の分布がほぼ一様なので4次キュムラントが小さくなる.この特徴を利用し騒音区間の検出を行う.また,抑圧にはウィナーフィルタを用いて音声強調を行う.