電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-20-12
MEMS加速度センサを用いた地震検知
○樋口広樹・澤本 潤・瀬川典久・杉野栄二(岩手県立大)・朱牟田善治(電中研)・小田義也(首都大東京)
緊急地震速報の的中率は60%程度で,この精度は地震計の設置密度(全国に)1000箇所に依存している.しかし,このような震度情報はあくまで観測点が設置された地点固有の情報であり,その地域を代表するものではない.地域住民と直接的にかかわるし市区町村の初動対応において,また住民の自助・共助において市区町村内の詳細な地震分布を地震発生後できるだけ早く把握することは極めて重要であるとされている[1].スマートフォンには三軸加速度センサが内蔵されており,これを地震計として利用することで観測点数を増やすことができる.開発中のアプリケーションがあり,この性能を評価するとともに,性能を向上させることで実用化に貢献していく.