電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-20-8
特定小電力無線による被災情報提供システム拡張の検討と有用性確認実験
○松村脩平・黒島理礼・松野浩嗣(山口大)
災害発生時には、迅速かつ確実に支援活動を行うための情報を得る手段が必要となる。災害時の安定運用のためには、平常時からこのシステムを運用しておく必要がある。ネットワークの平常時利用には、子ども見守りシステムやタクシー運行状況管理システム等の地域のマルチメディア情報インフラが考えられる。しかし、子供や車等は移動体なため、到達距離が短く、指向性のある無線LANの使用は適さない。そこで、特定小電力無線機であるAKU-67を用いて、被災情報共有無線ネットワークの拡張を行った。特定小電力無線は災害時にも利用でき、避難物資を運ぶ車両の位置把握や、漁業地域における船舶との災害時の安否情報共有の通信手段としての利用が考えられる。