電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-20-7
平坦領域の少ない低ガウス雑音重畳画像の雑音推定
◎鈴木貴士・小林恵太・辻 裕之・木村誠聡(神奈川工科大)
ガウス雑音が重畳した画像を復元する際,その標準偏差を知ることは高度な雑音除去に必要である.劣化画像からガウス雑音の標準偏差を推定する方法としてMADを利用した方法がある.MADを利用した方法は推定精度が画像の種類や性質に依存しており,特に平坦領域の少ない低ガウス雑音の画像においてその推定精度が悪くなる.そこで,本稿では平坦領域の少ない低ガウス雑音である画像のガウス雑音の標準偏差推定方法を提案する.21種類の低ガウス雑音重畳画像に対して従来法と提案法を適用した結果,提案法では従来法と比べておよそ9%程度の推定精度の向上を確認した.