電子情報通信学会総合大会講演要旨
TK-7-2
アクティブラーニングと理論学習を補完関係とするカリキュラム設計
松尾 尚(産能大)
アクティブ・ラーニング(以下、AL)と理論学習の補完によるカリキュラム設計について、産業能率大学における事例紹介を行う。
経済産業省が定める「3つの力」で定義されるように、今の新卒者には、戦略力・実行力といった世の中を生き抜く「力」が要求される。しかし、大学経営学部というアカデミックな場で追求すべき経営理論の重要性が低下したわけでなく、「力」と「理論」の両軸を意識した教育を進める必要があることは言うまでもない。
AL導入によるメリットは、思考から実践の一連のプロセスを体験することにより、学生の内面に存在する属人性の高い資質を引き出す点にあり、デメリットは、プロジェクトベースの限定的な学習に陥りがちなことである。本学では、理論と演習がシラバス上同期して進むことにより、木(AL)と森(理論)の両面から1つの学びを展開している。