電子情報通信学会総合大会講演要旨
TK-5-2
画像処理でアンチエイジング
荒川 薫(明大)
高齢者は,若い人に比べ,体を動かしにくい,視覚や聴覚が衰えるなど身体機能の老化が特徴的であり,来るべき高齢化社会ではそれを補うための技術開発が必要である。しかし,身体機能の問題の克服だけ行う以外にも,精神的側面を支援する技術も重要である。本稿では,高齢者の精神的活性化を目的として,画像処理により,顔画像を若く見せるバーチャルなアンチエイジング技術について,本研究者が長年研究してきた非線形ディジタルフィルタに基づく方法を紹介する。今後,情報通信網経由でディスプレイ上に自分の姿を表示する機会が増えるが,このようなバーチャルアンチエイジング技術により,高齢者が生き生きと精神的にも充足した人生を送ることを目指す。