電子情報通信学会総合大会講演要旨
C-14-2
有無線両用通信システム (2) 〜自律型光ファイバ断線復旧技術〜
◎大石将之・神谷尚保・村上隆秀・西村公佐・田中啓仁(KDDI研)
光ファイバ伝送システムは,大容量通信サービスを支える重要なインフラであるため,災害等により光ファイバ断線が生じた場合には社会へ与えるインパクトが大きい.光ファイバ断線の危険性が伴う特定の区間に,Radio-over-Fiber (RoF) を活用した無線伝送によるバックアップ回線を予め組み込んでおけば,光ファイバ断線区間を迅速に復旧できると考えられる.このような有無線両用通信システムを実現するためには,光ファイバ断線区間を局所的に検出し,無線バックアップ回線へ自律的に切り替える技術が必要となる.本稿では,ファブリ・ペロー・レーザ (FP-LD) の注入同期現象を利用した自律型光ファイバ断線復旧技術を提案し,伝送実験により有効性を確認したので報告する.