電子情報通信学会総合大会講演要旨
BI-2-2
航空機に対するRCS近傍界/遠方界変換技術の性能評価
○西岡泰弘・稲沢良夫・田中 泰・齋藤雅之・宮下裕章(三菱電機)
電気的・物理的に大型な被測定物のレーダ断面積(Radar Cross Section,以下RCS)を計測する方法の一つに,近傍領域でRCS を計測し,それを信号処理によって遠方界RCS に変換(以下,NF 変換)する方法がある.多くのNF 変換手法が提案されているが,筆者らはフレネル位相近似と近軸近似を用いた手法をベースとし,これまで,地面反射を積極的に活用するグランドプレーンレンジに対するNF 変換技術の開発や,簡易形状航空機モデルを用いた精度検証などを行ってきた[2],[3].しかしながら,実航空機のように非常に複雑な形状の散乱体に対する精度検証や,フレネル領域よりも近い極近傍界領域における精度検証がなされていなかった.本稿では,これらに対する検証結果を報告する.