電子情報通信学会総合大会講演要旨
BCS-1-14
高インピーダンスを用いたマイクロ波無線電力伝送用低入力レクテナの開発
○周 艶・篠原真毅・三谷友彦(京大)
近年、小電力機器をバッテリーレスで駆動させるためのマイクロ波無線電力伝送が注目を集めている。しかし、受信素子の受信電力が小さいため、RF-DC変換効率が低いという問題点がある。本研究では、高インピーダンスを用いた低入力レクテナのRF-DC変換効率の改善を目指す。高インピーダンスアンテナ部と高インピーダンス整流回路部の効率をそれぞれ測定した。アンテナのインピーダンスを上げてもアンテナの特性に対して大きな影響が見られなかった。整流回路の線路の一部を20Ω程度上げることによりRF-DC変換効率が10%程度向上した。さらに高いインピーダンスの整流回路を用いることで整流効率が増加することが期待される。