電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-19-15
周波数協調無線システムのためのSNR推定法の提案
◎茂木紀保・宮嶋照行・梅比良正弘・武田茂樹・鹿子嶋憲一(茨城大)
60GHz帯は高速通信が可能だが,直進性が強いため人体遮蔽等に起因するシャドウイングにより直接波のゲインが低下し,性能が大きく劣化してしまう.我々はこの問題に対して直接波のSNRに基づいて,60GHz帯と2.4GHz帯に切り替える周波数協調無線LANシステムを検討している.本発表では2.4GHz帯の信号を用いて直接波のSNR推定する方法について報告する.サイクリック・プリフィックスの性質を利用した統計的な手法により,各パスの大きさとノイズの電力を求め,SNRを推定する.計算機シミュレーションにより,その有用性を示す.