電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-6-159
アドホックネットワークにおける転送履歴に基づくOpportunistic Routing
○山本 嶺(早大)・山崎 託・三好 匠(芝浦工大)・田中良明(早大)
一般に,アドホックネットワークでは,ネットワークトポロ ジーの変化や端末の参加及び離脱が頻繁に発生し,安定した通信環境を構築することが困難である.そこで,パケット転送時に通信環境が優れているリンクや中継端末を確率的に選択するOpportunistic routing(OR)が提案されている,ORでは,ホップ数や通信成功率などの指標に基づいて,日和見的に中継端末を選択することで,エンド間の通信成功率向上や通信遅延の低減を実現している.本稿では,中継端末の転送履歴に基づき,安定した中継端末選択を行うORを提案し,通信遅延の低減,通信効率の向上を実現している.