電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-6-153
データリンクレイヤによる遅延を考慮したディレイベースTCPのスループット公平性の評価
○小山智史・青木勝典・池田哲臣(NHK)
WiMAXやLTEなどのモバイルネットワーク上でCUBICなどのロスベースTCPを用いると、激しい遅延増加を引き起こす。しかしVegasなどのディレイベースTCPを用いると遅延増加は抑えられるが輻輳の誤検知によりスループットが低くなる。筆者らはデータリンクレイヤによる遅延を考慮し、輻輳の誤検知を防ぐことでロスベースTCPと同等のスループットと遅延増加の抑制を両立するディレイベースTCP提案している。今回、複数のTCPフローが競合した時のスループット公平性について評価したのでその結果を報告する。