電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-5-97
高速無線LANにおける伝搬行列推定方式の検討
○高橋孝文・久保田周治(芝浦工大)
本検討では,802.11nのフレームをベースとして,MIMOトレーニング信号を用いた伝搬チャネル行列推定を施し,SDM多重数,変調方式多値数,誤り訂正符号化率をパラメータとして,スループット特性比較を行う.また,伝搬チャネル行列推定に用いられるMIMOトレーニング信号の短縮を検討する.条件として,送受信アンテナ4,帯域幅20[MHz],ドップラー周波数3[Hz], 1500Byte/パケット,伝送路を実用環境に近づけたときに各パラメータによるトレードオフを調査する. 結果として,誤り訂正能力が低く,多値変調が大きい伝送モードではMIMOトレーニング信号を短縮したことにより劣化が生じた.しかし,8つの伝送モードでは伝送効率を向上させることができることを示す.