電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-4-56
時間反転法を用いたノイズ源位置推定手法の高精度化
○澁谷幸司・明星慶洋(三菱電機)・斉藤成一(サレジオ高専)
多層基板の内層等ノイズが伝搬する場合,直接測定が困難であり,基板端部や表層引き出し部といった,限られた点のみでしか測定できない.このため,ノイズ源位置の推定が困難であった.このような限られた測定位置から,ノイズ源の位置を推定する手法として,時間反転法を検討している.時間反転法は同時観測点数が多いほど,位置推定で明瞭なピークが得られ,推定精度が向上する.ところが一般的な測定器であるオシロスコープを用いた場合,同時測定点数は4点程度に制限され,精度向上が困難であった.そこで,個別に行った複数回の測定結果を用いることで精度を向上する検討を行った.