電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-3-9
OFDMを用いるヘリコプタ衛星通信システムのBER特性改善
○安江伸吾・小島年春(電通大)
ヘリコプタ衛星通信では、回転翼によって回線が周期的に遮断されることによりバースト誤りが発生し、BER特性が劣化する。この課題を解決するため、時間ダイバーシチを導入することで、遮断による送信信号消失を防ぐ方式が提案された。続いて、時間ダイバーシチを適用しつつ通信方式をシングルキャリア通信からOFDMに変更し、サブキャリア毎に畳込み符号化を行うことで、バースト誤りを分散させる方式が提案された。本研究ではこの方式を踏まえ、OFDMシンボル送信時間を利用して、回路上の遅延素子なしで遅延時間を与える新しい時間ダイバーシチ方式を提案した。シミュレーションより提案方式のBER特性改善効果を確認した。