電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-2-42
雑音の最大値分布に基づく加速度目標のノンコヒーレント信号検出法
◎山田哲太郎・高林佑樹・亀田洋志(三菱電機)
ドップラーレーダを用いた高機動な目標の探知において,周波数解析後の信号スペクトルは,加速度によるドップラー周波数変化の影響で周波数軸上に広がり,信号利得が得られないという問題がある.この問題に対して本稿では,周波数解析後の周波数軸上に広がったパワースペクトルに対して,雑音の最大値分布に基づいて信号らしいスペクトルの広がりをノンコヒーレントに畳み込み積分を行うことで,信号検出性能を改善する方式を提案する.シミュレーションの結果,提案方式によって低演算負荷で加速度目標の信号検出性能が改善することを確認した.