電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-15-20
ゴーストダビングに向けた脳波情報源モデル化
○金子健太・堀江亮太(芝浦工大)
脳波を用いた既存の研究は生理学や心理学,認知工学を基としており,
情報通信分野への応用はまだ始まったばかりである.本研究では,脳波計を用いて被験者の脳波を測定し,
信号処理と符号化を行うことで,被験者固有な脳波の情報源の取得を試みた.
脳波を,経験的モード分解を用いて固有モード関数と呼ばれる狭帯域の解析信号にしたのち,
Hilbert変換を行った.固有モード関数の瞬時位相と瞬時振幅に対し,各1ビットずつ計2ビットで符号化し,
得られた記号列を2重マルコフ情報源としてモデル化した.安静開眼状態の被験者の脳波から得た被験者固有のモデルを報告する.