電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-10-6
振動分布の平均パワー最小化に基づく能動振動制御
◎田中信秋・矢野敦仁・堀田 厚(三菱電機)
少数の加振器で振動面を全体的に制振する能動振動制御手法を開発した.広い範囲に拡散した騒音に対する能動騒音制御は,一般に多数の制御用加振器(スピーカーやアクチュエータ)を必要とする.この問題に対して我々は,騒音源となっている振動面を制振することで騒音を低減する手法を検討している.この手法では,制御対象が3次元空間から平面となり問題が単純化されるため,少数の加振器でも大きな効果が期待できる.本研究では,振動面に発生する振動分布の平均パワーを最小化する能動振動制御手法を提案し,簡易検証モデルを用いた実験により提案手法の有効性を示した.