電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-6-2
並列処理に適したGDBF復号法の提案
○吉田恭平・和田山 正(名工大)
GDBF復号法は優れた誤り訂正能力を持つ復号法であり,ハードウェア実装に適した復号法である.GDBF復号法では,受信ベクトルから定まる反転関数の最小値を与える位置の推定ビットを反転して,推定語の更新を行う.この最小値計算のためには逐次処理が必要となり,その部分の並列実行が困難な点がGDBF復号法のハードウェア実装における一つの弱点である.本稿では,並列処理に適したBF復号法の考え方をもとにして,各推定ビットの反転をビットごとに独立して判定できるPGDBF復号法を提案する.提案法は並列度の高いハードウェア実装に適しているとともに,同一局所解付近の乱歩を防ぐ機能を併せ持つ.