電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-4-11
2T-EMDによる多チャンネル脳波からの事象関連電位の抽出
○萩原貴弘・森川直樹・田中聡久(東京農工大)
脳コンピュータインターフェイス(BCI; Brain--Computer Interface)とは,脳活動を解析することでデバイスを制御する技術である.
BCIに用いられる脳の活動電位として,音や光などの刺激で誘発される事象関連電位(ERP; Event--Related Potential)がある.
ERPは,常時発生する背景脳波に比べ振幅が小さく,さらに背景脳波やノイズと重畳して観測されるため解析するのは難しい.
そこで本研究では,2T-EMDを用いて信号を分解し,背景脳波やノイズ成分の除去を行うことで,多チャンネル脳波からERPの抽出を行う方法を提案する.