電子情報通信学会総合大会講演要旨
BS-6-2
電力横取り可能なオンデマンド型電力供給のためのPower over Ethernetの拡張
◎横畠誠也・岡部寿男・前田朋孝(京大)
近年,日本においては各地での原発稼働の停止により節電の必要性が高まっており,
電力需給状況に応じて努力目標が設定され個々の家庭へ向けて節電の呼びかけが行われている.
松山らが提唱するエネルギーの情報化では,オンデマンド型電力供給が提唱されており,これにより目標値まで家全体の電力を抑制することを期待できる.
本研究ではオンデマンド型電力供給において,末端の機器と機器につながっている電力ルータ間の電力供給を実現する技術として,直流給電の技術であるPoEに着目した.PoEではLLDPにより機器の消費電力の微調整をすることができる.
しかし現状のPoEでオンデマンド型電力供給を実現するにおいて,いくつかの課題点があった.
そこでこれらの課題点を解決するためにPoEを拡張する事で,
オンデマンド型電力供給において電力ルータが,供給可能電力の範囲内で末端の機器からの電力要求に基づく公平な電力割当を行うシステムの構築を実現する.