電気学会全国大会講演要旨
7-156
6.6 kV撤去E-E CVケーブルの劣化特性調査
佐藤智之・本間絹二(東北電力)・吉田鯉輔・菊地喜典・片平 信(北日本電線)・◎樺澤祐一郎(東北電力)
実際の布設環境下で使用されたE-Eケーブルの経年劣化特性について,報告された事例は少なく,E-Eケーブルに対する劣化診断の判定基準が確立されていないため,設備更新計画を策定できない状況にある。そこで本研究では,撤去E-Eケーブルに対して,直流漏れ電流測定,絶縁破壊電圧試験,水トリー観察を実施し,E-Eケーブルの経年劣化特性について調査を行い,その結果について報告する。