電気学会全国大会講演要旨
7-148
気中コロナ発生条件下での6kV XLPE電力ケーブル接続部の欠陥モデル放電源への位置標定に関する基礎検討
◎濱崎大夢・田上剣汰・大倉靖之・友枝 渉・大塚信也(九州工業大学)
電力機器の絶縁診断やEMI測定において、電磁波放射源の位置標定技術が必要とされており、これまで、電磁波発生位置を容易に理解し、且つ結果の妥当性を直ちに判断出来る電磁波放射源の可視化装置の可視化装置の開発を行っている。 本研究では、配電用電力ケーブル接続部の欠陥から放射される電磁波の検出評価に本可視化装置の適用を目指しており、これまでに6kV XLPE電力ケーブルに接続部欠陥モデルを作成し、放射電磁波特性の把握及び位置標定を行っている。本論文では6kV XLPE電力ケーブル接続部の欠陥モデルからの放電と気中コロナの発生条件下でのPD源への位置標定に関する基礎検討を行った。