電気学会全国大会講演要旨
7-127
東京スカイツリーで観測された大電荷量の落雷
◎三木 貫・齋藤幹久・新藤孝敏・浅川 聡・本山英器(電力中央研究所)・石井 勝(東京大学)・田口浩司・上杉裕一・柳澤恵理(東武タワースカイツリー)
東京スカイツリーでは,高さ497mに設置したロゴスキーコイルによる雷電流観測を2012年2月末に開始し,さらに光学観測と放射電磁界の同時観測を実施している。本報告では,2015年に観測された雷電流データを一覧として速報するとともに,2012〜2014年に観測された落雷のうち電荷量が大きかった事例について報告する。