電気学会全国大会講演要旨
7-112
送電線の点検に向けた電線走行装置の開発-目視に適した撮影機材構成の検討-
○伊藤真也・岩崎准一(北海道電力)・明河伸一(北海電気工事)
山岳地帯など過酷な気象条件下に配置されている送電線および架空地線に対し、送電線の全周画像を撮影可能な、小型・軽量の電線走行装置の試作を行った。 試作機では、撮影箇所をカバーで覆い、2台のビデオカメラと4枚の鏡を適切な位置に配置することにより、周囲の状況によらず目視に適した安定した画像を取得することが可能となった。