電気学会全国大会講演要旨
7-105
汚損がいしのコロナ騒音低減対策の検討(3)
西川栄一・稲垣岳弘(関西電力)・山田博之・大平彰史(中国電力)・近藤邦明・○前田元宏(日本ガイシ)
送電用鉄塔に取り付けられているがいしは、汚損湿潤時に放電が発生することがあり、発せられる騒音(コロナ騒音)は、静かな環境の地域においては注目を集めることがある。昨年度までの研究成果で超撥水剤塗布がいしを154kV系のがいし連の課電側に挿入することでコロナ低減効果が得られることを確認している。引き続き、今回500kV系への効果の検証を実施したので、その結果を報告する。