電気学会全国大会講演要旨
7-103
レジン塗工紙コンデンサブッシング外部診断手法の検討
○横畠系典・前川俊浩・和田純一・池田次郎(東京電力)・板津大介・前田 真・星野俊弘・可児文二(東芝)・青山 慎・酒井啓資(日本ガイシ)
レジン塗工紙コンデンサブッシング(以下,レジンBg)は製造上の弱点があり,全国で5件の絶縁破壊を経験している。全国で28,000本が製造・運転されており,殆どが経年40年以上であり寿命限界に近づきつつあることから,同種事故の未然防止を目的とした外部診断手法を検討している。レジンBgへ交流電圧を印加し,発生した部分放電の電磁波を複数のセンサで測定することで外部診断可能であるとの見通しを得た。