電気学会全国大会講演要旨
7-101
北海道における飛来海塩粒子量の空間分布の評価
○太田博樹・辻野二朗・伊藤達人(北海道電力)
当社では,送電設備改修計画の最適化に資するツールとして,地域毎の腐食速度を定量的に評価できる『鉄塔・電線腐食速度マップ』の作成に向けた研究に取り組んでいる。 このうち,腐食現象への関与が極めて高いとされる飛来海塩粒子量について,空間分布を定量把握するため北海道全域を対象としたマップを作成し,北海道内8地点における現地観測結果と解析値を評価した。 本稿は,その結果を報告するものである。