電気学会全国大会講演要旨
7-081
サブグリッド法を用いたCIP法の3次元電磁界計算への応用
◎小林 聖・馬場吉弘・長岡直人(同志社大学)
近年,雷電磁界パルスや雷サージ解析に数値電磁界解析が用いられてきている。その1つに,高次精度移流方程式に基づいた数値計算手法であるCIP (Constrained Interpolation Profile) 法がある。CIP法には他の手法に比べて空間刻みを大きく設定できるが,そのような条件の解析では,微細な構造のものを模擬するのが難しく利点が損なわれてしまう。本稿では,サブグリッド法をCIP法に導入することで,この問題を解決できると考え3次元電磁界解析へのサブグリッド法の適用可能性について検討を行ったので報告する。