電気学会全国大会講演要旨
7-066
火山降灰による太陽電池モジュールへの光入射量低下特性
◎平山 斉・田島拓弥・川畑秋馬(鹿児島大学)・吉村幸雄(鹿児島県工業技術センター)・増田 淳(産業技術総合研究所)
本研究では、降灰地域に設置された太陽電池モジュール上への積灰を抑制し発電量最大化を実現するために、降灰環境下に適した太陽電池モジュール用カバーガラスの表面加工条件ならびにモジュールの設置条件を明らかにすることを目的としている。本稿では、その最初の取り組みの一環として、反射防止や防汚コートなどの表面加工の施されていないモジュール用板ガラスを用いて、ガラス上の降灰量とガラスへの太陽光の入射量低下の関係を降灰模擬実験により調べたので、その結果について報告する。