電気学会全国大会講演要旨
7-061
熱エネルギーリサイクルのための熱電変換技術開発推進の提言
○木下繁則(元 富士電機)
COP21のパリ協定の締結によって、地球温暖化防止は待ったなしの状況にきている。本稿では、熱エネルギーの活用と廃熱を回収して熱エネルギーを再利用する熱エネルギーリサイクルは地球温暖化防止の有効な手段の一つであることを示た。また、本稿ではICE自動車等の排熱回収実現に向けての熱電変換素子の新たな開発、実用化の進め方を提言している。更に現在、太陽光発電では利用されていな太陽放射エネルギーの熱エネルギーを太陽熱発電素子により直接電気エネルギーに変換し、太陽光発電素子と合わせた”太陽光熱発電素子”の実用化を提案している。