電気学会全国大会講演要旨
7-056
ハイブリッド蓄電池利用太陽光発電システムの自立運転試験
○山本敏和・徐 艶濱・橋本慎也・樋口 登・奈良宏一(福島工業高等専門学校)・安江弘貴(日立産業制御ソリューションズ)
太陽光発電においては、出力が大きく変動する欠点があり、蓄電池による出力補償や変動抑制が検討されている。自立運転時には需給アンバランスの検出遅れと制御遅れによって、インバータが停止に至る可能性がある。著者らは、小規模の蓄電池を交流側と直流側に接続し、シミュレーションにより運転の妥当性を確認した。今回は制御プログラムを構成し、自立運転実験を行い、太陽電池の出力が変動するにもかかわらず、長時間負荷に電力を安定供給出来る事を確認した。