電気学会全国大会講演要旨
7-044
両面PVパネルを用いた1/3葉序2段構成FPMの発電特性
◎何 其偉・谷内利明(東京理科大学)
フィボナッチ数列を基にして太陽電池パネルを3次元に取り付けるFPM(Fibonacci Number Photovoltaic Module)が提案されている。本研究では、FPMの発電量をさらに向上するため、反射光、散乱光を積極的に利用できる両面太陽電池パネルを用いた1/3葉序2段構成FPMの発電特性を検討した。 FPMは太陽電池セルを植物の葉序と同じ様に順次立体的に取り付けて構成する。葉序はフィボナッチ数列Fn/Fn+2で表され、Fnは周回数を、Fn+2は葉の枚数を示す。1/3葉序FPMは、周回数1回の間に120度の開度で3枚の太陽電池パネルが取付けられる。