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情報系演習における受講態度の定量的評価の試み
○大木 優・田中太脩・馬場博巳・高橋圭一(近畿大学)
本発表では、パソコンを使った演習中の学習者のキー入力をもとに、演習の取組み具合を定量的に算出する試みについて述べる。パソコンを使った演習では、コピペが行われる、あるいは演習に真面目に取り組まないことが指摘されており、学生の学力低下の要因の一つとなる可能性がある。本発表では、特に、キーおよびマウスの入力数から、演習を真面目に取り組んだかを推定する方法の検討結果について述べる。本検討結果では、データベース演習の1つの演習での指定アプリケーションへのキー及びマウスの入力数と課題提出状況から、真面目に取り組んだ可能性が高いと推定する入力数の閾値は、2500であるということがわかった。