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オールフラッシュアレイ向け高性能データ圧縮機能の実装方式検討
○小関英通・新井政弘・河村篤志(日立製作所)
ビッグデータ利活用の取組みが活発化し,データの蓄積を担うストレージシステムには,高速なデータアクセスを実現する高いスループット性能が求められている。高速なデータ入出力性能を持つフラッシュ記憶装置を用いた,オールフラッシュアレイの利用が活発化しているものの,高価なためビットコスト低減のニーズが高い。解決の一手法に圧縮によるデータ削減があるが,圧縮処理は圧縮データをキャッシュメモリに格納する処理が追加で生じるため,性能への影響を伴う。本稿では圧縮機能の実装に伴う性能影響を明らかにすると共に,高スループット性能と低ビットコストを両立するための,データ圧縮機能の実装方式について述べる。