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プラント運用における生体情報活用方法の検討
◎柏木裕恵・高見 愛・海江田広和・原内 聡(三菱電機)
本稿では、プラント運用における生体情報の活用例とそれを実現するための生体情報評価システムの構成について述べる。生体情報評価システム実現に向けた課題は二つある。年々増加する生体センサへの対応と、生体情報の蓄積方法である。これらを解決するため、本システムにセンサプラグイン機構と生体情報リンク機構を設ける。センサプラグイン機構により、新しいセンサを容易に追加できる。生体情報リンク機構により、運転員の心身状態と、そのときのプラント設備の状態や運用作業内容を関連付けて蓄積することができる。これらにより、各運転員の作業適性度等を把握できるようになり、プラント運用において操作支援を行うことが可能となる。