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色彩と形状美度を評価に用いた進化的デザイン生成システム
○田村謙次(中央学院大学)・鳥居隆司(椙山女学園大学)
CGや音楽など作品の善し悪しが、人間の主観的評価に依存するものを作成する手法の一つとして、対話型進化論的計算(IEC)がある。IECは進化論的計算において、適応度関数を用いずに、個体評価を人間が行う手法であり、あらかじめ適応度関数を設計することが困難なアート分野への応用が広く行われている。しかし、個体の評価を人間が行う必要があるため、その負担を軽減することが課題の一つである。そのような背景において、選択・淘汰を自動的に行う研究が盛んに行われている。本研究では、色彩美度と形状美度を用いて個体評価を行うことにより、デザイン生成を行うシステムを提案し、その評価を行った。