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物質から人間までの進化を実現した生化学ソフトウェアモデル
◎吉井清明(セイフティーワールド)
生物は体液循環、新陳代謝など多数の様々な循環を構成し、これら循環の維持で生命を保ち、新たな循環を選択して進化する。
筆者は2003年以降、有機物質にESCL(Evaluation System of Circulation Logic:循環論理の評価システム)が等価的に形成され、生命、人間へと連続的に進化したとする仮説(戦略的進化説)を発表してきた。
今回は、進化の駆動力になった「ESCLを含む生化学ソフトウェア(BCS:Biochemistry software)」による情報処理システムのより具体的なモデルを示す。