電気学会全国大会講演要旨
5-134
列車個別認識による踏切制御方式に関する研究
○細井道明(東日本旅客鉄道)
踏切無しゃ断事故は、起こしてはならない事故のひとつである。踏切無しゃ断事故のさらなる低減に向けて、走行中の列車より、固有情報を取得し、警報開始列車と警報停止列車を一致させて警報停止させる踏切警報制御方式の提案を行う。列車固有情報の処理フローと列車固有情報取得位置の検討を行い、その方式に適した列車固有情報の取得方法を選定する。方式としてはATS-P、RFIDにて検討を行い、考察する。