電気学会全国大会講演要旨
5-122
フィッティングによるモータのコモンモード等価回路導出
◎廿日出 悟(鉄道総合技術研究所)
モータドライブシステムのノイズを計算する際には,モータのコモンモード等価回路を得ることが重要である。これまでに様々な手法が提案されているが,ユーザの立場で考えると,モータの完成品から等価回路を容易に導出できる手法が求められる。本報告では測定された周波数特性からモータのコモンモード等価回路を得る手法として階層型最小二乗法(HLS),ベクトルフィッティング(vectfit) による2手法の結果について述べる。