電気学会全国大会講演要旨
4-058
大容量可変速揚水発電向け二次励磁装置
◎加藤翔平・左右田 学・柏木航平(東芝三菱電機産業システム)・石月照之・田中健弘(東芝)・谷島一斉(北海道電力)
北海道電力(株)は可変速揚水発電システムである京極発電所1号機を2014年10月より運用を開始した。二次励磁装置の半導体素子には,GTO並みの低オン電圧特性と高耐圧の特性を備えたIEGTを適用することで変換器の小型化,低損失化に貢献している。本発表では,京極1号機の二次励磁装置の構成とシステムの特長について報告する。