電気学会全国大会講演要旨
4-048
エレクトロニクスモータドライブシステムの試作と実験
◎岡安正憲・小川哲史・堺 和人(東洋大学)
社会的背景として、エネルギー消費量の増加からシステムの省エネルギー化が求められている。電気自動車やハイブリッド車の普及化が進められており、一充電当たりの航続距離を延長するため全運転範囲において高効率な低消費電力量のモータが要求される。回転速度に応じて極数を変換することで広範囲の高効率と、可変速運転が期待できる。 そこで、極数変換永久磁石モータのコイルとインバータを一体化させ、極数や相数を任意の数に可変できるエレクトロニクスモータドライブシステムを創出する。本稿では、検証モータで実験を行い、極数変換の検証を行ったのでその概要を述べる。