電気学会全国大会講演要旨
2-107
廃タイヤから抽出された導電助剤の蓄電材料としての評価
◎田島大輔・上栗伸仁・迫田達也(宮崎大学)
電気二重層キャパシタ(EDLC: Electric Double Layer Capacitor)はサイクル寿命が長く,応答性に優れることから,電気自動車やハイブリッド自動車の回生エネルギーを吸収するための電池として,近年実用化が進んでいる。EDLCの電極材料には活性炭,導電助剤,バインダーの混合物が一般的に用いられる。著者らはこれまでに有機性廃棄物から高性能かつ低コストな活性炭を作製することに成功した。本研究では廃タイヤからカーボンブラックを抽出し,EDLCの導電助剤として再利用し,EDLCの更なる低コスト化を図ることを目的としている。本論文では廃タイヤから抽出されたカーボンブラックに賦活処理を施し,EDLC用電極材料としての性能評価を行った。