電気学会全国大会講演要旨
2-077
レーザ支援固液界面アーク放電法による銅ニッケル内包カーボンマイクロチューブの生成
◎三上和人・相良拓也・胡桃 聡・鈴木 薫(日本大学)
ナノ先端材料として期待されるものの一つに炭素原子則的に結合した高結晶のナノ繊維材料にカーボンナノチューブ(CNT)が挙げられ、直径が数nm〜数十nm程度の中空の円筒構造をもつ。CNTの中空部分に金属を内包させたものを金属内包CNTと呼び、著者らはこれまでに固液界面接触分解法を応用し、レーザ支援によるNi内包CNTの形態の制御を可能としている。今回、上記手法を応用したレーザ支援した固液界面アーク放電法での銅ニッケル(Ni-Cu)内包CNTの生成結果について報告する