電気学会全国大会講演要旨
2-071
液晶ポリマーのフォトルミネッセンスの測定と計算による検証
◎西川聖也・殿井將史・吉川武司・中井浩巳・大木義路(早稲田大学)
構造の異なる三種類の液晶ポリマーに対し、フォトルミネッセンス(PL)測定と量子化学計算を用いた励起エネルギーの計算を行い、実験値と計算値を比較した。本実験で使用した液晶ポリマーはパラヒドロキシ安息香酸を基本構造とし、共重合される成分によりタイプI、タイプII、タイプIIIの三つに大別される。これらの試料に対しPL測定を行った結果、タイプIとIIIにおいて、3.1 eVの光子により励起され、2.5 eV付近にピークを有する共通のPLを観測した。さらに、密度汎関数法を用いた計算により、このタイプIとIIIに共通して見られるPLの発光原因は異なることを明らかにした。