電気学会全国大会講演要旨
2-058
Dekkerの二次電子放出物理モデルに基づいた二次電子放出係数半経験的モデルの考案
◎谷口大明・長門 拡・三宅弘晃・田中康寛(東京都市大学)・大平正道・奥村哲平・川北史朗・高橋真人(宇宙航空研究開発機構)
本研究では二次電子放出係数の測定を行っており、これまでにDekkerのモデルを用いて測定結果に対する回帰計算を行ってきた。我々の測定には“真の”二次電子の他に反射電子が含まれているにも関わらず、Dekkerのモデルは“真の”二次電子のみしか考慮していないため、本研究の測定結果に対して適用できないと考えられる。そこで、Casinoモンテカルロシ法ミュレーションソフトを用いて反射電子放出係数を計算し、Dekkerのモデルに導入した。また、これまで回帰係数としていた二次電子の表面脱出確率や平均脱出深さを実験的に求め、半経験的モデルを考案したので報告する。