電気学会全国大会講演要旨
7-012
昭和基地によるREシステム用Ni-MH蓄電池のモデル化-蓄電池表面温度と蓄電池周囲温度を使用したモデルの精度(その2)-
◎佐々木隆充・杉本和博・西川省吾(日本大学)
昭和基地では、使用燃料削減のため、現地で太陽光発電や風力発電を活用することが考えられています。しかし、これらは出力変動が激しく、昭和基地の小規模な電気系統に接続すると周波数変動が懸念されます。この対策として蓄電池の適用が考えられるが低温時の性能が低下してしまいます。この研究の目的は昭和基地で使用する蓄電池設備の適切な設計を可能とするため、ニッケル水素蓄電池の低温時の詳細な充放電性能を明らかにし、その条件下における高精度なモデル化を行うことです。